専業大手エンジニアリング会社在籍時、国内着床式洋上風力発電事業のFEED業務を欧州大手EPCコントラクターとともにプロジェクトマネージャーとして遂行いたしました。2019年からは、英オーナーズエンジニアリング企業オフショアデザインエンジニアリング社にて洋上風力発電所案件のコンサルティング業務に携わり、着床及び浮体式洋上風力事業30数件の案件にて様々なテクニカルアドバイザリー業務を実施いたしました。

洋上風力発電所の開発、建設、運用保全、撤去に至るまでの全てのフェーズに対する業務、地盤調査、風況調査、風車配置レイアウト、基礎選定、風車選定、基礎構造物設計、認証、機材調達、ローカル調達、海上輸送、基地港及びロジスティックス、船舶、洋上工事、陸上工事、コミッショニング、運転保守維持管理等に対する分析及びアドバイザリー業務、事業費積算（CAPEX、OPEX）、サプライヤー及びコントラクター見積額査定、等を民間発電事業者様に対して提供していまいりました。

とりわけ洋上風力に係るリスク検討としての欧州事例の詳細調査、リスク発生時のコスト試算、対応策としての技術検討などのリスク分析、査定、戦略実行案策定、および実現性評価等のコンサルティングも実施しております。

また、望ましい事業開発の在り方に係る検討支援を欧州での標準的手法及びベストプラクティスを明らかにし、本邦プロセスとの差異分析、公募プロセス及び今後実施される日本版セントラル方式を考慮し、公募前準備作業として実施すべき最適手法を提案。発電コストの低減案を独自積算モデル及び市場の変動要素、最新状況を加味した感度分析を実施しております。

加えて経済産業省資源エネルギー庁様向け洋上風力発電所に関わるテクニカルアドバイザリー業務を再委託先として業務に従事しております。

現地現場現実主義をモットーに、広範囲にわたる国内外の洋上風力関連企業並びに地方企業の実務者とのネットワークを構築し、最新状況を精査に把握し、蓋然性に注力をあてた各種コンサルティング、アドバイザリー業務を得意とします。